五雑組(2)

中国の森羅万象を軽妙な筆致でつづる明代の随筆集。
天・地・人・物・事の5部からなり、古今の文献や著者の豊富な見聞をもとに透徹した観察眼で記述する。
著者は有能な政治家・文人として知られた。
第2巻には、中国全土の地勢、各地の奇勝について言及する地部を収める。
落(さげ)は落語のいのち。
明治・大正期の文人、海賀変哲が実際に見て、聴いて、集めた三百数十種の「落」にあらすじを付して落語の真髄にせまる。
第1巻には、大正7年の単行本「落語の落」全編を収める。
『ターヘル・アナトミア』の翻訳をリードして『解体新書』を実現した前野良沢(蘭化)を中心に、黎明期の蘭学にするどくせまる基本文献の復刊。
第3巻は、良沢の著訳作品から9編を収録。
邪馬台国学の先覚者橋本増吉による『魏志倭人伝』研究の決定版。
邪馬台国は九州筑後国山門郡にあったとの立場から、邪馬台国大和説に敢然と論駁を加える。
各巻に解説を付す。
第1巻は、第14章まで。
イスラム世界最大の旅行家バットゥータは、14世紀の大旅行でメッカ巡礼を果たすが、未知への憧れはやまず、イスラム世界をめぐる旅はさらにつづく。
第2巻では、メッカからイラク、イランへの道をたどる。
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